Staff blog

2017.06.22

沖縄の歴史・文化・伝統

やちむんの現場へ

はいさーい!

レストラン泉河 キッチンスタッフの宮城です!

本日は見事に快晴!!
洗濯物もいっぱい干して
見事にさっぱりいたしました!!

これからいよいよ夏がやってきますよ!

さてさて皆さん!
「やちむん」って聞いたことありますか?
漢字で書くと 「焼物」
そうです、陶器のことです!

沖縄において焼物の種類は
壺屋焼や古我知焼などがありますが、
その一つ、壺屋焼を行なっている工房へ
お邪魔してきました!!

これが窯!

登り窯という種類で、
昔ながらの形だそうです!


遠目に撮ってますが
かなり大きいです


ラクダのコブのような盛り上がりが


4つあり、


それぞれが部屋になっています!


そこに作品たちを詰め込んで


一気に焼き上げる訳ですね
 

窯焼きの風景


作品を入れた後の出入り口は
土で塞いで熱が逃げないようにし、

火入れを始めたら


小さな覗き窓から
薪を10分おきに投げ込む


という作業が3日徹夜で(!)行われます



中の温度は1200〜1300℃


大量に投げ入れた太い薪も、
ものの数分で全て灰になります

途中、仕上がりを確認するために
中の作品を抜き取ります


真っ赤なのが最新作
もちろん触れません!笑



一番下の部屋から焼き始め、
薪を入れながら焼け具合を確認し、

完成したら
次の上の部屋へと移っていくわけです...

4つ目の部屋の後ろは煙突になっており


火の起こり具合を確認できます。

夜中に撮った写真なので暗いですが、


煙突のくせに火が勢いよく
伸びているのがわかるでしょうか!

近づいただけで服が少し溶けます!笑

窯焼きを終えたら
中の温度が下がるのを待ち、


外に作品を運び出し、


積み重なっている皿などを
一枚一枚剥がしていき


ヤスリをかけて肌触りをなめらかにして


一つの作品が完成します

作成の流れや現場の人の苦労など、

知ってからやちむんをみると、

また違った味わいを感じることが
出来ると思いました!


貴重な体験でした
 

皆さんも、 そんな職人さんの想いが詰まった やちむん
お土産にいかがでしょうか!

それでは、 泉河厨房より

宮城がお届けしました!


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